Muu教室では今、ポーランドヤノフ村の二重織りが流行っています。

昨年出版された技法書を読み解きながら織りを楽しんでいますが、

今回一宮で展示会があり、実物を見るのは初めてです。

伝統的な大型タペストリーを中心にした展示でした。

ポーランドの豊かな自然の中で村人の生活、村祭り、人々が春を待つ様子、森の動物や樹々などなど、一目一目織り込まれ　力強く素朴で温りもがあり、そして何と言ってもこの文様の可愛らしさは、他の織物には無いオリジナリティーを感じます。

この地で育てられている羊の毛質は思っていたよりはずっと粗く、手紡ぎ糸の撚りかげん、緯糸の打ち込みの強さ、作品の風合いなど手に取ってみる事が出来、

とても収穫でした。

　Muu教室で久しぶりに染色レッスンをしました。

原毛は国産サフォーク、前回のレッスンでアルミ先媒染したものです。

生徒さんにとっては今回が、初めての染色。

あれこれ色を迷った末に、たまねぎの皮染めに決めていました。

植物染色では、たまねぎの皮染めは基本中の基本です。

大変堅牢で美しいオレンジ色。

染め上がりに彼女も大満足！　私も嬉しいです。

さて、次はカーディング。　それから紡いで初めての手織りに挑戦です。